情動 は こうして つく られる 脳 の 隠れ た 働き と 構成 主義 的 情動 理論。 情動はこうしてつくられる 脳の隠れた働きと構成主義的情動理論/リサ・フェルドマン・バレット/高橋洋の通販はau PAY マーケット

構成主義vs本質主義

子どもの「心の知能」はどのように高められるのか。 関連する概念が情動概念である場合、脳は情動のインスタンスを生成する」 【脳の全体論・複雑性】 著者は、実際に脳の活動から情動がどのように発生するのかについても説明を加える。 うーん、精神分析特有のわかったようでもありわからないようでもある(?)説明も含め、このもどかしさをどうしてくれようか、というのが読後の直近の感想だ(苦笑)。 脳のどこが働いているか、いわばそれを見るだけだからである。 実際に、自由意志の問題と情動の問題は基本的には同じ構造の上に成立している。

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「情動はこうしてつくられる」の感想(と2020年以降のSNS)|Jun Nakama|note

最後に、二つほど敢えて疑問を呈してみたい。 裁判では時に、感情の爆発が理性で抑えきれずに反抗に至った事例で「激情」弁護といって自己の行動に関する責任が部分的に軽減されることがあるが、これもたった一つの普遍的な怒りの存在を前提としている。 つまり、機械学習が人間の認知機能を上手くシミュレーションできるのは、それらが同じ原理の上で動いているからに他ならない。 そのうえ、や脳活動と「一対一対応」が不可能なものとして「情動」を捉えている。 * * * 各界から絶賛! 「感情とその背後にある脳科学を見渡すフィールドガイドの決定版」 --アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 GRIT』著者) 「研究の最前線にきわめて革命的な理論を描き出した」 --ロバート・M. 情動は〈理性のコントロールが及ばず自動的に引き起こされる反応〉ではない。

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情動はこうしてつくられる : 脳の隠れた働きと構成主義的情動理論

こう想定すると、ジャン・ピアジェの「同化」と「調節」を思い出す。 この仕組みは、自分が知覚するあらゆる事象を構築しつつ、取るべき行動を決めていく、絶えず実行される巨大なシミュレーションなのだ」 と著者が書くとき、機械学習のロジックとの相同性に驚く。 いくら慎重な実験を重ねてその徴を探し求めても、情動のみに関わっているニューロンの存在は決してみつからなかったのである。 著者いわく、「本書の目的は、読者に、情動に関する考え方に馴れてもらうことにある」ー それだけ、情動について直感に反してわれわれが馴れることが難しい事実が明らかになっているということなのである。 271)面もあるという。

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「情動はこうしてつくられる」の感想(と2020年以降のSNS)|Jun Nakama|note

(東京都文京区) 情動、つまり喜怒哀楽は、脳の古層にある大脳辺縁系が生み出す生得的で普遍的な本能だと、これまで考えられてきた。 193」、「情動は頭のなかにだけ存在すると言いたいわけでもない。 私たちは情動を認識したり、特定したりはしない。 一方で、次の言明は、脳だけで主体が成立するものではなく、自己の成立においていかに身体が重要なのかということを示す。 世界と脳とは、構築主義の立場に立てば相互に行き来することが想定される。 訳書にメイヤー『腸と脳』、ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』、ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(以上、紀伊國屋書店)、カンデル『なぜ脳はアートがわかるのか』(青土社)、ダマシオ『進化の意外な順序』、ブルーム『反共感論』(以上、白揚社)ほか多数。 私たちは感覚入力を予測し、概念やインスタンスを構築し、行動を選択する。

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ある意味では、脳は妄想するために配線されている。 269)からでもあり(しかしそれは構成主義からすれば思い込みでしかない)、「反証が非常にむずかしい」(p,270)からでもある(「今はまだ本質を発見できていないだけだ」とする希望的観測を出されては、論理的な反証は困難になる)。 文化が異なれば、同じ感覚入力から異なる種類の意味が生成されうる」 そう考えると、国や地域で、そこに住む人によって性格や考え方が異なるのは、遺伝子によるものよりも当然ながら社会の性質によって定まるところが多いものであるということも推定できる。 ということは、「人は自分が創り出した世界に生きている」ことになるんですね。 けれども理論化においてすぐさま精神分析の枠組みを出してくるなど、そのあたりはどうなのかという疑問もないわけではない。 本書では詳しくは触れられていないが、哲学を含む人文科学や文学など芸術、さらには人間に関わること(社会・政治を含め)に大きな影響がありそうである。

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感情はこうしてつくられる 脳の隠れた働きと構成主義的情動理論(仮) : リサ・フェルドマン・バレット

これから出る本をさがす• ・情動と病気の関係 ・メディアと情動 ・西洋とアフリカの部族の情動の捉え方の違い ・脳はどうやって情動をつくるのか ・自己の情動を手なづけるには など 生活の中心であるスマホとSNS スマホのデバイスは、拡張された脳ともいえ、手のひらから直に情報をたぐり、瞬時に情報が表示される空間。 たとえば外界と自己との関係性。 著者によると、これまでの常識である古典的情動理論とは次のような考え方である。 情動に関する古典理論は、情動は脳の機能によって、指示を受けて作動するものという考えを著者は大胆に否定し、情動は構成し、予測するものという新理論を提起する。 2007年に米国立衛生研究所の所長パイオニア・アワード、2018年に米国芸術科学アカデミー選出、2019年には神経科学部門のグッゲンハイム・フェローなど、受賞歴多数。 細かな差異を大雑把なカテゴリーにまとめ、全部安易に同一性で括ってしまえば、それですべてわかった気になる。

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情動には客観的な指標は存在しない──『情動はこうしてつくられる 脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』

ISBN: 9784314011693 [4314011696] 書誌ID: BB29134950 子書誌情報 フルテキスト 所蔵情報 書誌詳細 その他の標題: How emotions are made : the secret life of the brain 注記: 原著 Houghton Mifflin Harcourt, 2017 の全訳 参考文献: p529-571 タイトルのヨミ: ジョウドウ ワ コウシテ ツクラレル : ノウ ノ カクレタ ハタラキ ト コウセイ シュギテキ ジョウドウ リロン 著者名ヨミ: タカハシ, ヒロシ 主題: ; 言語: 日本語 目次情報: 二〇〇〇年来の前提 情動の指標の探求 情動は構築される 普遍的な情動という神話 感情の源泉 概念、目的、言葉 脳はどのように情動を作るのか 社会的現実としての情動 人間の本性についての新たな見方 自己の情動を手なずける 情動と疾病 情動と法 うなるイヌは怒っているのか? fMRIや遺伝子解析などのツールを得て多くのことが明らかになり、前述してきたようにパラダイムシフトが起き、次々と新しいアイデアが発生し、その検証が行われ、そして現実社会への応用も進むだろう。 (つまり人々はインスタンスを、物理的な差異に関わりなく、心的に類似したものとして扱う。 「本質主義は直感に訴える」(p. 前半の情動に関する原理的な説明だけでも十分に面白いし、色々と考えさせる力作である。 どこまで因果関係があるかわからないが、最近、ADHDを自称する人が増えている。 また、ダマシオを再読するのもよいかもしれない。 同じ結果を出すのに、違う経路を使われたら、ある働きに関して、脳のどこが使われているのか、簡単に結論が出せない。 子どもの「心の知能」はどのように高められるのか。

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既存の概念を見直し、最近の脳科学の動きを知る―リサ・フェルドマン・バレット『情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』養老 孟司による書評(ALL REVIEWS)

各章は、いくつかの仮説を呈示して、著者がそのうちのどれを選ぶのかを順次示していくというスタイルで書き進められている。 身に染み付いた情動概念は、まさにその概念が有意味かつ有用であるような特定の社会的な文脈のもとで育ったがゆえに組み込まれているのであり、脳は、本人の気づかぬうちに概念を適用し、経験を構築するのだ。 脳科学者ジョージ・ブザキ教授の研究によると、脳内の海馬は空間情報を処理する自動車のナビゲーションのようなもので、いま頭はどちらを向いているのかを示す頭方位細胞(head-direction cell)、周囲の環境を格子に区切って対象がどの格子にあるのかを判断する格子細胞(grid cell)、特定のどの場所にいるのかを教える場所細胞(place cell)があるそうだ。 これから出る本をさがす• また「発達の最近接領域」では、経験を踏まえた豊かではあるがときどき間違っている知識を、教育者によって系統的で科学的なそれに導く評価の場であり、教育の場である。 心理学と神経科学の両面から情動を研究しており、その成果は米国議会やFBI、米国立がん研究所などでも活用されている。

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